ドラムリック

16分音符の10つ割りリニアコンビネーション

分割フレーズへの想い

サブディヴィジョンを利用した分割フレーズは元のテンポ感を崩すことなく

楽曲のグルーヴを別次元へ誘うことができる時空系魔法

と書いてしまうと誇張し過ぎかもしれませんが、それくらい場の空気をコントロールすることができるアグレッシブな手法です。
特にドラムという楽器はタイムを操るのに適しており、ドラマーの奏でるリズムパターンひとつで共演者の時間、聴いている者の体感的時間軸を自在にコントロールできるのです。
でも必要以上にそのようなフレーズを演奏中に導入しても他のプレイヤーに嫌われてしまうことでしょう。
しかし、あらかじめ予告していたり、予定されたタイミングで用いてもそのスリルは半減します。
絶妙なライブ感と信頼関係の中で展開するからこそ楽しく、スリリングであると言えます。

10つ割り

6連符の8つ割りリニアコンビネーション」に続き、今回もリニア系の分割フレーズをご紹介します。
今回は更にディヴィジョンフレーズが長くなりややこしく感じるかもしれませんが、4+6のグルーピングフレーズの連続だと考えれば感覚的に把握しやすくなるかもしれません。

まずは素材となるフレーズを練習しましょう。
16分音符のみではなく8分音符が含まれているところが特徴で、これによってドラミングでトリッキーな印象を作り出すことができるのです。

SCORE

↓譜面はクリックすると別ウィンドウで開きます

参考動画

目標BPM 100

ミディアムテンポの楽曲で有効なアプローチです。

練習ポイント

●4+6の分割と考える

●8分音符の間に惑わされないように注意

●16分音符のグリッドを正確に演奏

アドバイス

モチーフとなるリズムを把握しつつ、何度もゆっくりなテンポから一小節ずつ音を確認していく作業ももちろん大切ですが、フレーズの切れ目や始まりの音を譜面という視覚情報に頼りながらその都度覚えて練習するだけでは別のフレーズになった場合に、また一から覚えなおさないといけないという状況になってしまいます。
それを避ける為には本質的にグルーピングを理解し大きなフレーズの塊を意識して演奏することが大切です。
細切れではなくフレーズ全体を繰り返し演奏するイメージで練習してみましょう。
このようなモジュレーションフレーズ習得に共通して言えることは、まず口で歌えるかどうかをひとつのチェックポイントとして定めましょう。
はじめは、小節数などを無視してただ4拍子のクリックに当てはめてるのみの練習をし、慣れてきたら徐々に小節数を感覚的にカウントできるところまで持っていきましょう。