ドラムリック

32分音符を含む3連符の7つ割りフィル

3連符の7つ割り

言葉通り3連符を7つずつのグルーピングで分割することを意味します。
7つ割りといっても細分化すると3+44+3の組み合わせで構成されているフレーズと考えることができます。
16分音符ではなく3連符という奇数グリッドを主軸としているが故に難易度はググっとアップしますが、モノにすれば強力な武器となるでしょう。(誰と戦うのか。。)

32分音符を含ませてみる

3連符を7つずつ分割していくだけでは物足りない皆様は32分音符を加えてフレーズにスピード感を設けてみましょう。
下記の譜例は4+3流れを汲んだ7つ割りフレーズで、スネアの連打部分(4)から手足のコンビネーション(3)という大きく分けて2つの塊から構成されています。
今回はコンビネーション部分に32分を混ぜ込んでみました。
コンビネーションフレーズ部分の手順は、それほど難しくはないですしツインペダルを用いたフレーズとしても比較的インパクトが強く、それでいて容易にスピーディーな演奏を行うことが可能です。

SCORE

譜面はクリックすると別ウィンドウで開きます。

参考動画

目標BPM 160

あまり遅いと32分音符のスピード感が失われてしまうので、スローテンポの楽曲には向かないリックといえるでしょう。
かといって、早すぎても32分音符が潰れてしまってフレーズが成立しなくなるのでミディアムよりも少し早いくらいの楽曲が適しています。

練習ポイント

●32分音符を正確に演奏する

●ツインペダル(ツーバス)を用いてキックの音圧を上げる

アドバイス

今回はいわゆるロック的なアプローチでパワフルに演奏する例をご紹介しましたが、3連符のグリッドを基調としているので音量にさえ気をつければ実はジャズなんかのバースの掛け合いドラムソロでも使えてしまったりする便利なリックなのです。
そういった場合には32分音符のコンビネーション部分のキックは片足でのダブルアクションで演奏することであえて音量を制限しフレーズ全体を少しだけ柔らかな印象に変化させる方向で用いるのがベストでしょう。
またフレーズを完全に逆転させて、コンビネーション部分先行でフィルを構築してみたりしても面白いですよ。
同じフレーズの組み合わせなのに順序を入れ替えるだけで全く違った印象になったりと新しい発見があるかもしれません。
あるいは、スネアの連打部分のみをバンドでフレーズユニゾンするなどアンサンブルやバンドの楽曲制作のアイディアとして用いてもトリッキーで面白い場面展開を演出できそうですね。