ドラムリック

4拍子上の3拍子分割

3拍フレーズと3拍子分割

3拍フレーズはその名の通り3拍間を一括りとするフレーズを表します。
多くのロックドラマーが古くから好んで用いているフレーズ構成ですが、ジャズはもちろんその他様々な音楽でも親しまれているトラディショナルなアプローチです。
では、3拍フレーズと3拍子分割とは何が違うのでしょうか。
結論から言うと、今回扱う3拍子分割と3拍フレーズというのは名称は違えど表している内容は同じです。

しかし、あえて差別化するとすれば

3拍フレーズ=フィルイン中心

3拍子分割=リズムパターン中心

という解釈で理解しておくと分かりやすいですね。
3拍子は4拍子に並ぶくらい馴染み深い拍子なので唐突にリズムパターンの中に混ぜ込んでも比較的違和感なく展開させることができると思います。
人を惑わせるフレーズとして活用するというよりかは楽曲にほど良いスリルとスパイスを加えるという意味で活用すると良いでしょう。

3拍子で分割

モチーフとなる3拍子フレーズを考え分割してみましょう。
今回は16ビートテイストのパターンを用意しました。
モジュレーションのパターンを考える場合はできるだけ原型に近いリズムパターンで構成すると音楽的にも自然に展開させることができます。
また、モジュレ―ト開始ポイントを8分音符ずらすことでまたひと味違ったニュアンスを作り出すことができます。
小節頭からのシンプルな展開に慣れてきたら是非チャレンジしてみましょう。

SCORE

各譜面はクリックすると別ウィンドウで開きます

参考動画

目標BPM 100

どちらかと言えば早いテンポよりもミディアムテンポで実用する方が効果的なリックです。

練習ポイント

●自らが3拍子に呑み込まれないようにする

●心の中、あるいは口に出してカウンティングしながら練習する

アドバイス

4拍子の中で3拍子を明確に強調する場合3拍間の中で着地点となるバックビートは1か所に留めておくと良いでしょう。
なぜならモチーフとなるリズムパターンにバックビートポイントが複数存在してしまった場合、こちらの意図しない音型の区切りで伝わってしまい聴感上3拍子に聴こえなくなってしまう可能性が高いからです。
そうなると3拍子という形でモジュレ―トしている意味がなくなってしまうので、どのようなフレーズを塊として聴かせたいかを明確に描きながら印象的なモチーフを構成してみましょう。
コツとしてはそれぞれの拍が違う要素になるように構築すると1フレーズとしてのインパクトが強まりますね。